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大日本印刷:オンデマンドパッケージプリント

2015.11.04

n_20151104_01.jpg 大日本印刷は、自分で撮影した写真や作成したイラストなどをその場でパッケージ印刷できるシステム「DNPパッケージプリント・オンデマンド(手置き型)Prio-self(プリオセルフ)」を、2015年10月から提供を開始した。2015年10月29日から江崎グリコが、東京駅構内のお菓子ランド内「ぐりこ・やKitchen」で実施するイベント「ポッキーとプリッツの日」で採用した。
 これは、観光地やイベント会場などで土産や記念品のパッケージに固有の写真やイラスト、メッセージなどを印刷し、オリジナル性の高い商品を購入したいとのニーズに応えるものである。
 印刷する写真は、Prio-selfで撮影したもののほか、誰もがスマートフォンやデジタルカメラ等で撮影し、SDカードに記録したものを読み込んで使用することができる。
 パッケージの印刷は、1個あたり約20秒で仕上がる。同システムは商品を1つずつセットする手置きタイプで、複数の商品を機器内にストックするスペースが不要なため、コンパクトなサイズとなっている。
 江崎グリコが採用したものは、イベント専用のポッキーを購入してPrio-selfにセットしてパッケージの表面に写真やイラストを印刷するものである。同イベントでは、「ポッキーとプリッツの日」の11月11日まで使用が可能である。システムの販売価格は、430万円・税抜きで、レンタルなどの対応も可能だ。
 同社は、菓子・食品・日用品などのメーカーや観光地、アミューズメント施設などにシステムを提供し、関連製品を含めて今後3年間で10億円の売上を目指す。
 
(写真)江崎グリコがイベント「ポッキーとプリッツの日」で採用したシステム