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相模屋食料:大豆加工食品合弁会社を設立

2015.12.18

 相模屋食料は、不二製油グループ本社と新会社「だいずオリジン株式会社」を2015年12月1日に設立した。油脂、製菓・製パン素材、大豆たん白事業をグローバルに展開する不二製油グループ本社と2014年12月に「大豆加工食品事業」の業務提携契約を締結し、これまで協業してきた。
 不二製油グループ本社の技術であるUSS製法から生まれた豆乳クリームを原料に、同社が新しいカテゴリーの豆腐「マスカルポーネのようなナチュラルとうふ」を開発・販売し、新市場を開拓したことなどが評価されて、「2015年ものづくり日本大賞」で経済産業大臣賞を受賞している。
 新会社は、これらの業務提携をより具体化させ、進化と拡大を図るために設立したものである。同社の新感覚の豆腐商品開発による豆腐の新しいマーケットを創造していくマーケティング力と、不二製油グループ本社の大豆の知見をベースとした食品素材の技術力を融合するものだ。
 今後、新発想の大豆加工食品の開発を推し進め、大豆の可能性を具現化した新しい世界を切り開いていくことを目指す。一般市販向けの商品を主に、大豆加工食品を新たな売り場や流通方法も視野に入れて市場の拡大を図りたい考えである。
 新会社となる「だいずオリジン」は地球と人の健康を考え、世界中の様々な人びとのニーズに応えうる新しい大豆加工食品の提供を目指す。2016年1月からの事業開始に向けて新商品企画開発を開始し、6月より原料の生産ライン(USS製法によるプレミアム豆乳)と商品の生産ライン(相模屋食料の第三工場)を直結した一貫生産の体制を整える。2016年度には4.4億円、2018年度22.7億円の売上目標を掲げている。
 
(※)USS製法(ウルトラ・ソイ・セパレーション製法):不二製油が開発した世界初の大豆の分離分画技術。