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日清食品:ぼんち社株式取得で連結子会社化

2016.01.15

 日清食品HDは、2016年1月29日付けでぼんち社の株式20.1%を追加取得する。これにより、同社のぼんち社に対する持ち株比率は50.1%となり、連結子会社化するものである。
 日清食品グループは、即席めん事業のみならず、菓子、低温(冷凍食品・チルド食品)、飲料の各事業領域でも、イノベーションとマーケティングを軸に高い開発力と技術力を生かした商品づくりに努めている。
 このなかで、菓子事業では、連結子会社の日清シスコと、現在34.53%を出資するフレンテ(「湖池屋」をはじめとする傘下各社の持株会社)での事業展開を通じ、グループ力の最大化を目指している。ぼんち社は、ロングセラー「ぼんち揚」を中心に、1931年の創業以来80年以上にわたる米菓製造の歴史を持つ米菓メーカーだ。
 とくに揚げ米菓の製造では豊富な経験やノウハウを有し、原料である米を活かし、こだわりの食感を実現する専用設備と技法で美味しさと品質を提供しつづけてきている。ぼんち社は、米菓市場で発売から50年以上を経てもなお、顧客に支持されつづける「ぼんち揚」や、東日本で高い知名度を誇る「味かるた」などのブランドを中心に、売上・シェアの拡大を実現している。
 とくに関西圏では高いシェアを有し、2014年2月4日に公表したぼんち社との資本業務提携以降、日清食品グループとぼんち社は、営業・マーケティング・商品開発・生産に関する様々なノウハウを共有・融合を進めてきた。商品面では、社湖池屋との共同開発商品や、他企業とのコラボレーション商品の発売により「ぼんち揚」ブランドの全国化を進めている。
 日清食品グループのマーケティング力を活用したパッケージリニューアルにより、新たな顧客層の獲得にも取り組んでいる。今回のぼんち社の連結子会社化は、これまでの取り組みを推し進め、日清食品グループとぼんち社双方の企業価値向上を図ることを目的としている。