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ニュースフラッシュ

不二製油:サイエンスイノベーションセンター開所

2016.10.19

 不二製油グループ本社と不二製油は、新たな研究開発のヘッドクォーターとして挑戦と革新を担う「不二サイエンスイノベーションセンター」を開所した。創業以来の「挑戦と革新を断行する」というDNAを受け継ぎ「人のために働く」を合言葉として、同グループは2015年にグループ本社制に移行し、新たなステージへ飛躍するものだ。その中心となり、挑戦と革新を推進する役割を果たす研究所が不二サイエンスイノベーションセンターだ。
 同研究所は、同グループ内外の知識と技術を融合させ、技術イノベーションを興す場として設立したものである。(1)研究開発のヘッドクォーターとして、グローバルに市場のニーズを捉え、おいしさと健康を基本とした価値ある食素材を提供する。(2)技術イノベーションにより新技術を創出し、新事業と画期的な新製品を継続的に創出することで顧客の問題を解決し、モノづくりで価値づくりを実現する。(3)食糧資源の利用価値向上に繋がる研究と環境に配慮した生産プロセスの開発を行う----の3つをミッションとしている。
 「イノベーションのアイデアは、人と人の対話、活発な議論から生まれる」の発想を具現化し、フリーアドレスの導入やコラボレーションラボの設置、バーチャル工場見学など、社内外との様々なコミュニケーションを通じ知の融合を図る。
 また基盤研究・素材開発・応用開発・食品安全分析センター・生産技術といった異なる分野の研究員が常にコミュニケーションを図り、切磋琢磨することでイノベーションを興すとともに、将来を見据えた研究開発を進め、新しい素材、新たな事業創出を目指している。
 空港を臨む大阪湾岸に立地していることから、「りんくう共創研」との愛称で、センターを中心に世界のグループの研究開発チームと情報を共有・協働し、顧客とともに新しい食をつくる「共創」の場する考えである。