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ニュースフラッシュ

味の素:障害者雇用促進の新会社

2016.11.07

 味の素は、障害者の活躍の場の拡大を目指して、その雇用に特化した「味の素みらい」を設立した。京浜地区の事業所の清掃やオフィス関連サポート業務を主な事業とし、2017年4月1日から業務を開始する。2017年度に障害者雇用促進法に定める特例子会社の認定を申請する予定である。
 同社ではこれまで毎年障害者を雇用し活躍の推進に努めてきた。今後、味の素みらいを通じ身体障害者に加えて知的障害者の雇用を拡大し、安定的かつ継続的に障害者雇用を進めていく考えである。能力開発視点に立ち活躍の場を積極的に拡大する。
 障害者が働きやすく、社会や会社への貢献を実感できる働きがいある会社を目指す。味の素みらいは同社が90%、味の素コミュニケーションズが10%出資し当初、8人程度の知的障害者を採用する。2023年には約20人の障害者の雇用を目指す。
 
(※)障がい者の雇用を促進する目的で設立された子会社。事業者が障害者のために特別に配慮した子会社を設立し、一定の要件を満たした上で厚生労働大臣の認可を受ければ、その子会社の障害者雇用数を親会社および企業グループ全体の雇用分として合算することが認められている。