• ニュースフラッシュ
  • ワールドビュー
  • 製品情報
  • 包装関連主要企業
  • 包装未来宣言2020

トップページ > ニュースフラッシュ > キリンビバレッジ:ドトールコーヒーと共同で紅茶ドリップ

ニュースフラッシュ

キリンビバレッジ:ドトールコーヒーと共同で紅茶ドリップ

2016.11.28

n_20161128_02.jpg キリンビバレッジは、ドトールコーヒーと両社初となる紅茶のドリップ「午後の紅茶 THE DRIP TEA」(40g、20袋入、希望小売価格925円・税別)を、2016年12月1日から発売する。ドトールコーヒーが今までに培ったドリップのノウハウを生かし、同社が茶葉の選定や香味設計を監修した本格紅茶「午後の紅茶」初のドリップティーだ。
 今回、共同開発の背景には、両社に共通する"ものづくりへのこだわり"がある。既成概念にとらわれず、常に進化をつづける両社のコラボレーションが生んだ本格紅茶のおいしさを家庭で気軽に楽しめるドリップティーである。
 ダージリンでは、「午後の紅茶 おいしい無糖」の茶種を使用している。「紅茶のシャンパン」と呼ばれ、グリーンで爽やかな香りと引き締まった渋みが特長だ。雑味のないすっきりとした味わいで、食事と一緒に楽しめる。ディンブラでは、「午後の紅茶 ストレートティー」の茶種を使用している。
 「セイロン紅茶の女王」と呼ばれ、バラのような華やかな香りと程よい渋みが特長だ。リラックスしたいティータイムなど、ケーキや菓子と一緒に楽しめる。また紅茶の特長を生かせる"漬けおき型"のドリップタイプのフィルターを採用している。
 漬けおき型のフィルターで、茶葉1枚1枚がゆっくり、じっくり開き、紅茶本来の香り・味わいを引き出すことができる。漬けおき時間によって紅茶の濃度を顧客の好みで自由に調整できる。ドリップタイプで、湯を注ぐ際に立ちのぼる豊かな"茶葉の香り"も楽しめるものだ。
 ダージリンとディンブラは、ともにクオリティーシーズンの茶葉を100%使用し、抽出の早さと風味のバランスがよいとされるBOP(ブロークン・オレンジ・ペコ)を採用している。これにより、茶葉の特長と味わいを最大限引き出したものだ。
 パッケージでは、ビンテージフラワーをモチーフにし、キッチンやダイニングテーブルなどに置いておきたくなるような、暮らしに馴染むデザインを採用している。気持ちが華やかになるおしゃれで上品なデザインである。
 
(※)クオリティーシーズン:紅茶は1年に何度も収穫され、なかでも、最もその紅茶の特長が出る収穫期は〈クオリティーシーズン〉と呼ばれる。「ダージリン」のクオリティーシーズンは、3?4月に摘まれるフルーティーな香りのファーストフラッシュ、5?6月に摘まれる強い香りのセカンドフラッシュ、10?11月に摘まれる強い渋みのオータムナルなどがある。同商品はその3種をよりおいしさを感じられるブレンド。「ディンブラ」のクオリティーシーズンは、1?2月で、ディンブラの特長であるバラを思わせる華やかな香りと強い渋みを感じられる茶葉が生まれる。
(※)茶葉のグレードとBOP:紅茶のグレードは品質とは別物であり、茶葉の形状を区別する基準。通常ティーバッグ製品にはファニングスやダストと呼ばれる、より細かいサイズのグレードの茶葉を使用するが、同商品では本格的な紅茶を楽しむために、抽出の早さと風味のバランスがよいとされるBOPを採用。ダージリンのサイズは2?3mm、ディンブラのサイズは1?2mm。抽出成分が、早く濃く出るのが特長で短時間に抽出できるわりに濃厚さも、刺激的な快い渋味もしっかり持っていて香りも備わる。