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ジャパンパック2017:439社2,338小間規模で開催

2017.09.07

n_20170907_01.jpg 日本包装機械工業会は2017年10月3日~6日の4日間(10:00~17:00)、有明・東京ビッグサイトで第31回目となる日本国際包装機械展「JAPAN PACK(ジャパンパック)2017」を開催する。今回は「新しい包程式、ここに集まる。」をテーマに、過去最多の439社2,338小間規模での開催となる。
 包装機械を中心とした食品製造から包装(計量/計数・充てん・小箱詰、上包・シール・ラベル貼・バンド掛/ひも掛・検査・印字・ケース詰・運搬)工程までの最新機械、装置・システムを集結した、質量ともにアジア最大級の包装機械展示会である。 
 今回は、前回開催(2015年412社2,277小間)に比べて27社61小間増と、規模を拡大しての開催となる。東京オリンピック・パラリンピックの開催期間中はメインの展示会場が使えないという「2020年問題」への対応もさることながら、これが1つの(包装展に限らず)展示会のターニングポイントとなろう。
 それだけに、2019年と2020年の「前」よりも「後」の開催が注目されるところである。アベノミクスの効用云々というよりも、社会構造や価値観の転換をともなう変化を背景にして、国内景気は暫時的に緩やかな回復を示していると思われる。
 2017年4~6月期の喫緊の実質GDP(1次速報値)をみても、前期比年率+4.0%と6四半期連続のプラス成長を示している。個人消費が増える傾向もうかがえるが、それにより設備投資意欲も一段と強まっているようには感じられない。
 実質は設備更新に合わせた設備の集約による合理化や人手不足などに伴う省力化といった投資の動きが活発化しているのであろう。2020年まではある種の景気浮揚力が働くに違いないが、それ以降の手立てを講ずるといった動きではない。
 たとえばインバウンド需要といったことを一過性とせずに、どう持続的な需要として取り込むかといった方策などは見えてこない。それだけに「過去最多」といった浮揚感だけで乗り切れるといった課題は少なく、より細部にわたり具体的な変化の芽が表われているかがポイントとなろう。
 今回の開催では「新しい包程式、ここに集まる」をテーマに"包装機械業界における課題の解決に導く5つのカテゴリー"として(1)社会構造の変化、(2)生産性の向上、(3)海外市場への対応、(4)食糧問題、(5)環境問題を挙げているが、これだけではどれも新鮮みのないカテゴリーといえる。
 ただ、大事なのは個々のカテゴリーの中身の課題であり、たとえば(2)の「生産性の向上」では、高速リニア搬送装置を組み込んだ包装機や多品種微量生産に対応する包装機、サーボモータ駆動の多軸化による兼用性の容易化、IoTを活用した予防保全やAI機能の搭載を目指す機械・装置などが挙げられており、注目したいところである。