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大日本印刷:機能性フィルム複合PETボトル採用

2017.10.17

n_20171017_01.jpg 大日本印刷(DNP)が開発した、遮光性やバリア性に優れた機能性フィルム複合型PETボトル「 Complex Bottle(コンプレックスボトル)」が、圧力生酒コンソーシアムの「AWANAMA」に採用された。今後、コンプレックスボトルの販売を強化し、2020年度に年間10億円の売上を目指す。
 PETボトルは、PETボトルリサイクル推進協議会のガイドラインに基づき、国内では着色が認められていない。そのため、酒類など内容物の変質を防ぐ遮光性が求められる飲料での使用はできなかった。これに対し、透明なPETボトルに遮光などの機能をもつ着色フィルムを被せて一体成形したものだ。
 「コンプレックスボトル」は、底部までを着色フィルムで覆ったPETボトルで、遮光性や酸素バリア性などの機能性を備える。また表面に印刷デザイン性も付与できる次世代のPETボトルである。飲み終わった後は、外側の着色フィルムを剥がせば透明なボトルになり、リサイクルにも適合している。
 圧力生酒コンソーシアムは、2016?2018年度の3ヶ年の実証型研究開発プロジェクトで新潟薬科大学が代表を務めている。高圧技術の活用により、生酒など火入れ(加熱処理)しない日本酒の生酒の常温流通を可能とする技術を開発し、新規需要の開拓と輸出拡大を目指している。
 その製造工程では、生酒を封入してから高圧殺菌処理をするため、柔軟性や伸縮性のある容器が必要となり、内容物を保護する遮光性などの機能が必要となるため、「コンプレックスボトル」の採用となったものだ。「AWANAMA」のデザインはフレームが手掛けている。
 同コンソーシアムには、2017年4月から同社も加入しており、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構の生物系特定産業技術研究支援センターによる「革新的技術開発・緊急展開事業(地域戦略プロジェクト)」に採択されている。