• ニュースフラッシュ
  • ワールドビュー
  • 製品情報
  • 包装関連主要企業
  • 包装未来宣言2020

トップページ > ニュースフラッシュ > 伊藤園:ドリンクとリーフの賞味期限を「年月表示」

ニュースフラッシュ

伊藤園:ドリンクとリーフの賞味期限を「年月表示」

2017.11.30

 伊藤園は、「お?いお茶」ブランドをはじめとした(全カテゴリーの賞味期間で9ヵ月以上1年未満の紙製品を除く)ドリンクおよび賞味期間9ヵ月以上のリーフ商品の賞味期限を「年月日表示」から「年月表示」へ移行する。2018年1月から順次拡大していく予定である。
 同社は、製配販のサプライチェーンでの環境課題(地球温暖化防止、廃棄物削減等)を整理して解決することを目指し、2013年から加工食品の賞味期限の「年月表示」への移行に取り組んでいる。2013年4月から「磨かれて、澄みきった日本の水(信州・島根)」の賞味期限の「年月表示」を開始している。
 2017年9月から対象製品を賞味期間1年以上のドリンクに拡大している。今回、対象製品をさらに拡大して賞味期間9ヵ月以上のリーフの「年月表示」への移行を実施するものだ。今回の取り組みで、全アイテムの約8割が「年月表示」となり、食品ロスの軽減・物流効率化に伴うCO2排出量の削減となる。
 これにより、環境負荷軽減および店舗や倉庫での管理対象ロット数の減少や保管スペース縮小などの作業効率化による"生産性向上"が期待できる。「自然が好きです」をコーポレートメッセージとし、これからも環境に配慮した製品・サービスの提供を通じ、自然環境負荷の低減に貢献していく考えである。