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ニュースフラッシュ

六甲バター:神戸市西区に新工場を建設

2017.11.30

 六甲バターは、神戸市西区に保有する土地に新工場を建設する。現在、生産拠点として稲美工場、長野工場の2箇所を保有し、堅調に推移するプロセスチーズ市場への対応では、現行2工場の生産が逼迫している。
 早急な生産能力の増強が課題であり、基幹工場の稲美工場では、初期に建設した建屋が約50年を経過している。建屋と設備の老朽化およびレイアウトの非効率化が課題となっていたものだ。
 これらの解決のため、稲美工場に替わる新しい基幹工場を神戸市西区に建設するものである。新工場では生産ラインの最適配置と最新生産設備導入、情報の集中管理と高水準の品質管理体制、工場内物流のオートメーション化で、生産能力、品質管理、効率性の飛躍的な向上に取り組む考えである。
 新工場の特徴は、新製品開発、研究を行う技術開発研究所の併設、建屋内の増設スペースに加えて、将来の拡張増築にも対応できる建屋設計、環境に配慮した省エネ建屋構造である。他にも工場見学施設を整備し、地域に安全安心の製品作りをオープンにした工場となる予定だ。
 稲美工場の生産ラインおよび技術開発研究所は、新工場へ移転する予定で、一部の生産ラインは稲美工場で継続して稼働をする予定である。