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ニュースフラッシュ

【年頭所感】「2019モバックショウ」開催準備に着手

2017.12.19

【年頭所感】
「2019モバックショウ」開催準備に着手

増田文治氏(日本製パン製菓機械工業会 理事長)
 
n_20171219_03.jpg 顧みますと2017年のわが国経済は、米国をはじめとする世界的な景気回復基調のなか、底堅い内外需を背景に戦後2番目となる景気回復局面を迎えました。成長分野への積極投資や合理化・省力化投資の活発化、オリンピック関連の建設需要、訪日外国人の増加によるインバウンド需要の持ち直しなどが、企業業績には追い風となりました。
 このようななかで、雇用情勢の改善による人手不足感が高まってきており、企業経営において大きな課題になりつつあります。2017年、政府は1億総活躍社会の実現へ向けた最大のチャレンジとして「働き方改革実行計画」を発表しました。これにより、労働環境の改善と多様な働き方を可能にするとともに、生産性向上の成果による成長と分配の好循環を目指していこうとするものです。
 雇用条件の改善を含む難しい課題ではありますが、少子高齢化と人口減少が進むなかで、働き方改革による雇用の確保と人材育成、生産性の向上は、企業経営上避けては通れない問題ですので真摯に取り組んでまいりたいと思っております。
 さて、当会では、2018年4月にシンガポール・エキスポで開催されるFHA2018(Food & Hotel Asia)への共同出展事業を実施いたします。本事業は今回で3回目となりますが、毎回参加企業が増加し、今回は会員企業24社が参加することとなりました。
 アジア市場では、中間層や富裕層といわれる人たちの増加により、消費が急激に拡大しております。日本の高性能な機械、繊細で高い技術力に基づいたパンづくりやお菓子づくりを、アジアの方たちに大いにアピールし、業界の発展に繋げてまいりたい。
 また2018年もユーザー業界の皆様と一体となり、食の安全・安心へ向けた取り組み、生活者を惹きつける魅力的な商品の開発、生産現場の省力化と生産性向上への取り組みなど、ユーザーの皆様が抱える課題に、永年培ってきた「モノづくり」の技術力を生かして取り組んでまいる所存です。
 そのための取り組みとして、2018年は、第26回目となる「2019モバックショウ」の開催準備に着手いたします。実行委員には若手を多く起用し、フレッシュな感性で企画をおこない、ユーザーの皆様のご期待に応えるべく準備に邁進してまいりますので、是非お力添えを願えれば幸いです。