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ニュースフラッシュ

伊藤園:QRコードによるスマホ決済

2017.12.09

n_20171209_01.jpg 伊藤園は、ネオスと共同でWeChat Pay(ウィーチャット ペイ)やLINE Pay(ライン ペイ)のQRコードによるスマートフォン決済を可能にした新しい自動販売機を開発し、2017年12月から設置を開始する。自動販売機のメインパネル部分にタブレット型ディスプレイを搭載し、スマートフォンからのQRコードを読み取りWeChat Pay決済、LINE Pay決済を可能にしたものだ。
 タブレット型ディスプレイで動画を配信することが可能なため、設置先の顧客の情報発信、広告宣伝を支援できるコミュニケーション型の自動販売機である。中国のIT企業のテンセント(騰訊)が提供するSNS「ウィーチャット(微信)」のモバイル決済サービスである。
 中国ではスマートフォンでのモバイル決済額が600兆円を超えている。そのなかで「WeChat Pay」は、利用者数が約6億人と急速に普及している決済方法で、中国国内での「WeChat Pay」導入店舗は100万店を超えている。
 またLINEが提供するコミュニケーションアプリ「LINE」内で展開されているモバイル送金・決済サービスを利用する。国内で3000万人以上のユーザーが登録しており、銀行口座やCVSなどで事前にチャージした残高を「LINE」の友だち同士での送金や、提携サービス・店舗での決済に利用できる。
 今回、新たに「WeChat Pay・LINE Pay対応自動販売機」の設置を推進することで、今後も増加する訪日外国人への利便性向上と、新たなキャッシュレス決済方法の拡張による国内の顧客へのサービス拡充を図り、自動販売機のさらなる価値向上につなげたい考えである。