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ニュースフラッシュ

伊藤園:生分解性素材のお茶パック

2019.03.09

n_20190309_01.jpg 伊藤園は、グリーンプラ認証取得のお茶パックとして日本初となる生分解性素材100%使用した「よく出るお茶パック」(25枚、希望小売価格230円・税別)を、2019年3月18日から全国で新発売する。お茶の味わいがよく出て、急須やマイボトルなどで手軽に楽しめるお茶パックである。
 昨今、マイクロプラスチックなどの海洋汚染が世界的な社会問題となり、使い捨てストロー廃止やレジ袋の使用規制の動きが強まっている。現在のリーフ市場で多く使用される石油由来のプラスチック製フィルターも環境問題への対応が必要である。
 同社は「お茶の伊藤園」として、こうした課題解決に向けた取り組みへの一環として生分解性素材を100%使用した「お茶パック」を開発したものである。今回新発売するのは、微生物の力で水と二酸化炭素にまで分解される生分解性素材で環境負荷を低減する狙いである。
 また抽出性の高いフィルターでもあり、お茶の味わいがしっかり出るパックだ。簡単に茶殻を捨てることができ、急須はもちろん近年所有率の高まるマイボトルで水出し緑茶や紅茶をつくっても、手軽においしいお茶が楽しめる。
 同社は、現在販売するティーバッグにも生分解性素材を使用したフィルターの開発を進めていく考えである。今後とも環境保全に貢献する取り組みを積極的に進めるとともに、水出し緑茶をはじめとしたお茶の様々なおいしさや楽しみ方などお茶の魅力を伝えていく意向である。