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花王:「est」をリステージ

2019.08.30

n_20190830_02.jpg 花王は、プレステージブランド「est」をリステージし、新たな高付加価値ライン(3品目14品種、希望小売価格11,500円?12,000円・税別)を、2019年11月8日から全国で発売する。「Together Growing Beauty」の考え方をコアに据え、3種類の美容液による3ステップのケアとコーチングの概念を取り入れたカウンセリングに一新する。
 昨今のスキンケア市場では、1万円以上の高価格帯が拡大し、なかでも百貨店ではその傾向が顕著にみられる。さらに化粧品やエステといった美容への投資意識は日本のみならず、中国やシンガポールをはじめとしたアジアでも高まる傾向で今後も市場の成長が見込まれる。
 「est」では成長著しい高価格帯市場の拡大に対応し、高付加価値ラインを本格展開し、今後はブランドの核として充実させる狙いだ。ビューティアドバイザーは、グローイングパートナーへと役割を変え、顧客の目指す美しさに合わせた手入れのプランニング、肌解析機での肌状態の可視化を通じ目標に向かって"伴走"する。
 グループの化粧品事業は、2018年5月に策定した新たなグローバルポートフォリオのもと「強いブランドづくり」を推進している。「est」は、グローバルでの成長を加速させる戦略ブランド「G11」の一つとして、今回リステージでプレステージブランドとしての地位の確立を図る。
 今回発売する新ラインは日本に加え、すでに展開をはじめている韓国・シンガポールでも導入する。2020年には花王中国や花王香港でも新たに「est」の取り扱いを開始するなどアジア展開を強化する考えである。