• ニュースフラッシュ
  • ワールドビュー
  • 製品情報
  • 包装関連主要企業
  • 包装未来宣言2020

トップページ > ニュースフラッシュ > JR東日本:韃靼そば茶飲料

ニュースフラッシュ

JR東日本:韃靼そば茶飲料

2020.03.31

n_20200331_01.jpg JR東日本ウォータービジネスは、「acure made」から「信州韃靼そば茶」(500ml、希望小売価格150円・税込)を、2020年4月7日から都内と長野内の一部のみで発売する。長野特産の希少品種「韃靼そば」の実を100%使用した茶系飲料である。
 「信州韃靼そば茶」は、長野特産の信州そばのなかでも希少な品種「韃靼そば」の実を100%使用したお茶である。香ばしいそばの実の香りとすっきりとした後味が特長である。これまで、そば茶を愛飲している顧客はもちろんのこと、カフェインが含まれず、安心して楽しめるものだ。
 現在、農業者の高齢化や若者の農業離れなどによって「耕作放棄地」が増加し、社会問題化している。農業の担い手が減り、農地が減ることで、国内の農業生産量の減少・食料自給率の低下につながっている。
 一方で、この「耕作放棄地」を活用しようとの動きにも注目が集まっている。長野のそば製粉会社の日穀製粉は、2017年に農業法人「ファームめぶき」を設立している。そば粉の原料確保や遊休農地の解消のため、設立時から「耕作放棄地」利用の申請を進めてきた。
 今回発売するのは、この「耕作放棄地」から獲れた韃靼そばの実を使用した初めての商品となる。2019年時点で「ファームめぶき」保有の「耕作放棄地」は1.5haで、2020年には「耕作放棄地」を活用したそば畑の栽培面積は更に広がる見込みである。
 
(※) 「耕作放棄地」...以前耕作の土地で、過去1年以上作付けがなく数年の間耕作する意思のない土地のこと。