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ニュースフラッシュ

大関:ワンカップ純米酒

2021.03.15

n_20210315_01.jpg 大関は、「ワンカップ」から純米酒「レインボー純米」(180ml、参考小売価格235円・税別)を数量限定で、ダイバーシティ推進月間に合わせて全国で発売する。2021年1月に世界8ヵ国で発売したワンカップの純米酒で、国内再発売を希望する声に応えたものである。
 大関は1979年、日本メーカーでは初めて米カルフォニア州で清酒の生産を開始してから42年目を迎える。近年、世界的にダイバーシティの運動が広がり、その気運が高まるなか、現地若手社員の提案や、米国をはじめとする海外の顧客から要望を受け、「レインボー」が誕生した。
 世界8ヵ国の発売地域を徐々に広げていく予定であったが、予定販売数をすでに完売したため、日本での発売を希求する声に応えた。同社では、今後も企業理念「楽しい暮らしの大関」の下、従来の枠組みに囚われず多様な属性、価値や発想を取り入れ企業の成長と個人の幸せを追及した商品開発を目指す。
 パッケージでは、LGBTQのシンボルに用いられる6色レインボーを、「ワンカップ」のラベルデザインに仕上げたものだ。日本では、レインボーは7色といわれるが、実際は多様な色彩が集まったグラデーションである。
 赤は「生命」、橙は「癒し」、黄は「太陽」、緑は「自然」、藍は「調和」、紫は「精神」との意を6色で表現し、多様性の象徴している。また愛する対象が誰であれ、同じ一つの愛を込めて「One LOVE」とラベルに記している。
 宗教や信条に関わらず、安心して日本酒を楽しめるよう、海外向けワンカップレインボーと同様にコーシャ認証を取得しておいる。コーシャ認証とは、ユダヤ教の食事規定に従った加工食品に与えられる宗教上の認可である。