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ニュースフラッシュ

日本コカ・コーラ:フリーズドライ飲料

2021.05.12

n_20210512_03.jpg 日本コカ・コーラは、新ジャンルのフリーズドライ飲料「1,2,CUBE」を数量限定で「緑茶」「麦茶」の2品(1袋15粒入、希望小売価格600円・税別)を2021年5月19日から、「珈琲」(1袋15粒入、希望小売価格600円・税別)を6月28日からAmazon.co.jpで販売する。濃縮フリーズ製法により素材のおいしさをキューブ一粒に凝縮させ、水や湯に溶かすだけで本格的な味わいを楽しめるフリーズドライ飲料である。
 昨今の新しい生活様式により、自宅で過ごす時間が増えて手軽に楽しめるインスタント飲料のニーズが高まっている。同社の調査では、67.2%の人が「コロナ以降、おいしいお茶/紅茶/コーヒーを自宅で飲用したい」と答えている。
 また82.2%の人が「手淹れがおいしい」としつつも、「手淹れが面倒」(67.2%)や「道具を洗うのが面倒」(72.7%)と感じている。また環境意識の高まりや経済性などから、マイボトルの普及も進んでおり、50.8%の人が「週一回以上マイボトルを使用」と答えている。
 こうした社会背景や生活者の声から、「カンタン、おいしい、あたらしい」をコンセプトに、手軽でおいしく環境に配慮した、これまでのインスタント飲料市場になかった新ジャンルを開発したものだ。
 家事の合間のくつろぎタイムやリモートワークの気分転換、忙しい朝やマイボトルのオトモに、キューブ一粒を溶かすだけで本格的な味わいが楽しめる新しいドリンクスタイルの提案である。
 手軽さとおいしさを叶える「濃縮フリーズ製法」は特許出願中である。強い加熱処理では茶葉の風味を損ねてしまうため、フリーズドライ製法を採用したものだ。茶葉や珈琲豆から抽出したエキスを濃縮・凍結させ、真空状態で氷となった水分を取り除く製法である。
 強い加熱処理がなく素材本来の香りや味がキューブに残る。キューブは多孔質(ミクロの穴が無数に存在する)構造で、水でも簡単に溶かすことができる。
 パッケージには、紙素材のチャック付きスタンディングパウチを採用している。基材に紙素材を使用し、プラスチックフィルム使用のパッケージと比較してプラの樹脂使用量を約13%、CO2排出量を約18%削減する。