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ニュースフラッシュ

サッポロビール:岩手産ホップのプレミアム缶ビール

2021.10.13

n_20211013_02.jpg サッポロビールは、セブン&アイ・ホールディングス(HD)とセブンプレミアムの缶ビール「岩手県軽米町 中里さんのホップ畑から」(350ml、500ml、希望小売価格198円、255円・税別)を数量限定で、2021年10月18日からセブン&アイグループ各社(酒類取扱店舗約21,700店)で発売する。
 岩手産ホップを50%以上使用した麦芽100%の、穏かな苦みと雑味のない澄んだ味わいのビールである。組合最年少農家の中里氏が、岩手軽米町で栽培したホップを使用し、ドイツビール専門教育機関で資格取得した若手ブリューマスターが丁寧に造り上げた。
 日本の伝統的なホップ品種「信州早生」の特長を生かし、穏やかな苦みと雑味のない澄んだ味わいに仕上げている。パッケージでは、ホップ畑の風景を背景に、生産者をリアルに感じられるよう、中里氏の画像加工し中央にデザインする。
 同社は1876年の創業時から原料にこだわり、多くの生産者と支え合い大麦やホップの栽培と研究を行ってきた。その活動は、セブン&アイのサステナビリティの取り組みと高い親和性をもつ。そこで両社は、生産量の限られた日本産ホップ使用のセブンプレミアム商品の共同取り組んだものである。
 現在、世界的に評価の高い日本産ホップだが、ホップ生産者の高齢化や後継者不足が深刻な問題となっている。同社では日本生まれ、日本育ちの国産ホップを使用したビールのおいしさと生産者の思いを広く伝えていく考えである。