2021年6月の紹介
【特集】
- ■ゼロの奥ゆき
宮崎駿監督アニメ「千と千尋の神隠し」の主題歌「いつも何度でも」(作詞:覚和歌子、作曲:木村弓)の歌詞に「ゼロ」が記されている。1番には「さよならのときの静かな胸/ゼロになる身体が耳を澄ませる/生きている不思議 死んでいく不思議/花も風も街もみんな同じ」と。
また2番には「はじまりの朝の 静かな窓/ゼロになる身体 充たされてゆけ/海の彼方には もう探さない/輝くものは いつもここに/わたしのなかに 見つけられたから」とある。数学的な「ゼロ」の概念はインドで生まれたといわれるが、「ゼロ」とは何か。
「0」とは、描かれた始まりと終わりを結ぶ「循環」を示すようでもあり、また内側にぽっかりとあいた「空間」を示すようでもある。「いつも何度でも」の「ゼロ」の歌詞は、万物とつながれた「命」の物語りのように思われる。
- ■円融円満な空間
- ■日に新たに日々に新たに
- ■美しい働きと美しい生活
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